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2021.12.21 院長ブログ

当院の検査機器について CT エコー ビデオスコープ(電子内視鏡)

当院のCTは近年耳鼻咽喉科クリニックに導入されることが増えた「コーンビームCT」というものです。以下の特徴があります。

コンビームCT

  • 被ばく線量が低いこと
    (撮影部位、条件によりますが、一般的なCTに比べて1/25~1/2程度とされます)
  • 撮影時間が短いこと(実撮影時間は30秒以下、全体の行程で3-5分程度)
  • 歪みの少ない精密な画像が撮れること(スライス厚が0.05mm以下で撮影可能)
  • 通常のCTに比べて検査料が安いこと(ヘリカルCTの約7割、3割負担で3390円)
  • すぐに画像が見られ、診断ができること

耳鼻咽喉科領域では、特に鼻や耳の奥は内視鏡を用いても直接確認できない部分があります。適切にCTを用いることで、診断の助けになったり、見えない部分の治療の効果を視覚的に確認したりすることができます。また、嗅覚障害などの慢性的な症状においても、腫瘍などの重要な疾患を見逃さないために検査を行うことがすすめられる場合があります。
当院で導入したコーンビームCTの情報は【こちら】でみることができます。

エコー

当院のエコー検査機器は、タブレット端末に画像を表示することができるポータブルタイプです。ポータブルタイプにもかかわらず、従来の据え置き型のエコー装置と同等の画像精度や機能をもち、撮影した部位の血液の流れなどの評価を行う、ドップラー検査も行うことが可能です。
携帯性が高く、画像もその場で表示できることから、従来のように検査室への移動などのためにお待たせすることなく、診察室でそのままエコーの検査を行い、その場で結果をお伝えすることが可能です。
当院で導入したエコー機器の情報は【こちら】でみることができます。

内視鏡

当院のビデオスコープ(電子内視鏡)は、微小・微細な病変の確認を容易にする高精細画像の表示が可能なハイグレードモデルです。表面強調、コントラスト強調、トーン強調により診断精度の向上が期待できる i-scan® 機能をもちます。これにより、通常のビデオスコープでは見逃してしまうような早期の頭頸部癌などの発見が期待されます。
当院で導入したビデオスコープ(電子内視鏡)の情報は【こちら】でみることができます。